SSブログ
SSブログ
超気になる『テレビ』の話題 ブログトップ
前の1件 | 次の1件

神奈川のアオバトがカラフルすぎるw(大磯町照ヶ崎海岸) [超気になる『テレビ』の話題]

8月17日放送の何だコレミステリーで神奈川の海岸にやって来るカラフルすぎるハト「アオバト」について紹介されます。今回はこのアオバトについて詳しく調べてみました。
スポンサーリンク

アオバトは超絶カラフル!本当にハトなの?


ハトというと、街中でよく見るグレーのハトを想像するとおもいます。
hato05.jpg
ちょっとしたハトフリークともなると、白いハトやキジバトなんていうのもイメージできるかもしれません。しかし、今回調べたアオバトはそのいずれのハトにも似ても似つかないとってもカラフルなハトでした!

シルエットは街中のハトよりもすらっとしていますが、その姿はどう見ても普通のハトです。しかし、決定的に違う。違いすぎるのがそのカラーリング!なんという美しさでしょうか。まるで誰かがいたずらで塗ったのではないか?と思ってしまうほど異彩を放っています。

こんなハト見たことないし、きっと貴重なハトに違いない!と思いがちですが、意外に日本でもあちこちで見られているみたいです。

今回番組で登場する神奈川の大磯は、このアオバト鑑賞のスポットとして有名で多くのバードウォッチャーが訪れているようです。また、5月~9月の毎月最終日曜日には大磯町照ヶ崎でアオバト観察会も行なわれているようです。
SnapCrab_NoName_2016-8-16_22-28-29_No-00.png

神奈川県大磯町でアオバトがみられるのはいつ?


スポンサーリンク

全国的にもアオバトの観察スポットとして有名な神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸では、毎年5月~10月ごろまでアオバトを観察することが出来ます。そのうちアオバトがやって来るピークは7月から8月ということです。アオバト観察の時間帯は朝と夕方、とりわけ天気の良い早朝はアオバトの大きな群れが見れるかもしれません。
00002552.jpg
この大磯町の照ヶ崎海岸は「大磯照ヶ崎のアオバト集団飛来地」として県の天然記念物に指定されているようです。大磯町のキャラクター「いそべえ」と「あおみ」もどうやらアオバトがモチーフのようです(あんまりそれっぽくないけどw)。

アオバトってどんなハト?


体調は全長およそ33センチといわゆる普通のハトサイズです。決定的な違いは前述の通りカラフルすぎるその外観ですね。オスと雌の区別の仕方は、クジャクなどと同様派手なほうがオス。地味なほうがメスといったかんじ。しかし、アオバトのメスは地味といってもオスよりちょっと控えめという程度で、他の鳥と比べればかなり派手ですw
27210d.jpg
e0268015_15193069.jpg
神奈川県大磯町で一度に見られた最大の群れは500羽以上の群れだそうです。早朝から午前10時までの観察時間で3000羽を越えるアオバトの飛来を観測したこともあることから、アオバトの飛来地としては大磯町の照ヶ崎海岸が日本一なのではないかと言われています。

このアオバトの存在はなぜあまり知られていないのか?それは他のハトのように街中に現れることがほぼないからだと思います。では照ヶ崎海岸に現れるアオバトたちは一体どこから来ているのでしょうか?アオバトの分から採取した成分を調べたところ、おなじ神奈川県の丹沢山地にしかない(標高1000メートル以上)ミヤマザクラの種が出てきました。

このことから、神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸に現れるアオバトは20~30キロ離れた丹沢からやってきているということがわかりました。

アオバトは何しに海に?


山で木の実などを食べているということが解っているアオバトは何をしに海までやってきているのでしょうか?海岸にやってきたアオバトは海に浮かんでみたり、海水で行水したりしていますが、海水浴に来ているわけではなさそうです。

アオバトの目的は窪みなどにたまった海水を飲むことのようです。アオバトが食べる木の実などには塩分(ナトリウム)がほとんど含まれていません。不足したナトリウムを補うために海岸まで来て海水を飲んでいるのだそうです。

結局アオバトについては未だに謎が多い


大磯町のマスコットとしても愛されているアオバトです。大磯町のホームページではアオバトについて様々な解説がされているのですが、詳しい生態などについてはまだ謎の部分が多いようです。

前の1件 | 次の1件 超気になる『テレビ』の話題 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。