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リンカーンホール エベレストで置き去りダンカンが救出 [超気になる『ニュース』の話題]

「世界まる見え」でエベレストに置き去りにされたリンカーンホールさんについて取り上げられるようです。2006年に起きたリンカーンホールさんのエベレスト置き去り事件は、オーストラリアでは著名な登山家だったリンカーンホールさんということもあり世間を騒がせました。



今回は、このリンカーンホールさんがエベレストに置き去りにされ、その後、どのようにして生還を果たしたのかについて調べてみましたよ!


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リンカーンホール・エベレスト登頂後に置き去り・なぜ?


2006年、オーストラリアの著名な登山家の一人、リンカーンホールさんが世界最高峰8850メートルのエベレストの登頂を果たします。しかし、登頂を果たした直後にリンカーンホールさんは激しい高山病に襲われ、山頂付近で意識を失ってしまいます。このエベレスト登頂には2人のシェルパが同行していましたが、意識を失ったリンカーンホールさんを見て「死亡してしまった」という誤った判断を二人揃ってしてしまいます。無線でそのことを報告すると、それの報告を受けた登山隊のリーダーは、その場に彼を置き去りにして下山するように伝えました。



高山病で意識を失っただけのリンカーンホールさんは、エベレストの山頂付近という苛酷な環境に置き去りにされました。彼の装備品などが残っていればまだましな状況だったのですが、同行したシェルパは彼の遺品として家族に渡すために、彼の装備を全て持ち去ってしまいました。


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シェルパへの批判が高まってしまいそうなこの判断ですが、このような山への登頂チャレンジに今回のような判断はつきものです。そうでもしなければ、同行のシェルパ二人にも危険が及んでしまいます。リンカーンホールさんも今回の判断について批判的なコメントはしていません。


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そうして、オーストラリアで登山家として有名だったリンカーンホールさんは亡くなったという報道が一気に駆け巡り、家族もその事実を受け入れる準備をしていたのだと思います。この時点で「リンカーンホールは生きている」という事実を知っているのは彼自身のみだったのです。



リンカーンホール置き去りダンカンが発見


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実は生きているのにエベレストに置き去りにされたリンカーンホールさん。意識を取り戻した彼は、エベレストの山頂で何の装備も無いまま置き去りにされた事実に気が付きます。おそらく自信が「死亡した」と勘違いされたということに、この時点で気づいていたのかもしれません。



地上ではリンカーンホール死亡の情報から12時間が過ぎていました。同じオーストラリアの登山チームの登山家ダンカン・チェッセルさんが山頂付近に到達したとき、黄色いものが動いているのを発見します。ダンカンさんはそれがテントだと気が付き急いでテントに近づきました。



テントの中をのぞいてみると、リンカーンホールさんが一人で座っていたのです。この時の様子をダンカンさんは「帽子も手袋もしかもサングラス・酸素マスクもない状態で、さらに寝袋もマットレスすらない中、凍りついた岩の上で着替えるような動きをしていた」と語っています。



リンカーンホールは生きていた!



リンカーンホールさんを発見した登山家ダンカン・チェッセルさんは「リンカーンホールは生きている!」という事実をネットを通じて発信しました。そのあとエベレストにやってきた、ロシアの登山隊とともに、自身の足で7000メートル地点のベースキャンプに戻ってきました。


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下山したあと、リンカーンホールさんはカトマンズで妻であるバーバラさんとの再会を果たし、病院で治療を受けました。脳浮腫や激しい凍傷の症状があり、楽観視できる状態ではありませんでしたが、治療の甲斐あって、その後順調に回復し見事に復活を果たすことに成功しました。



リンカーンホールを置き去りにしたシェルパは


今回リンカーンホールさんが置き去りにされたのは同行したシェルパの判断ミスが原因です。本当にリンカーンホールさんが志望していたのであれば、その遺体を置き去りにすることに異論は全くありません。遺品として彼の道具を持ち帰ったことも問題の無かったことだと思います。



しかし、そもそも「意識を失っていただけ」たったものを「死亡」と決定してしまったことについては、非難されても仕方ないかもしれません。その判断ミスが無ければリンカーンホールさんはエベレストに置き去りにされることは無かったわけです。エベレストで装備無しで置き去りにされればどういうことになるか?同行したシェルパはそのくらいのことはわかっているでしょうから「生存」の一報を聞いたときは「安心した」というよりも自分達が下した判断についてとても後悔するとともに、彼に対する申し訳ないという気持ちで一杯だったのかもしれません。



リンカーンホールさんがエベレストに置き去りにされ、ダンカンさんと出会い、そしてロシアの登山チームに出会うまでの過酷なストーリーの詳細については、世界まる見え!テレビ特捜部の番組内で詳しく描かれることになると思います。戦慄のドキュメンタリーは一見の価値あり!


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