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【閲覧注意】和歌山・高野山の麓の人魚のミイラ【人魚伝説ミステリー】 [超気になる『動物』の話題]

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3月9日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」で2015年に開創1200年を迎えた
「高野山」のふもとにあるお堂に安置されている「人魚のミイラ」について取り上げられるようです。
この人魚のミイラについて詳しく調べてみました。

この人魚のミイラといわれるのもは、全長がおよそ60センチと、われわれがよく映画などで見る
「人魚」のイメージからするとかなり小柄です。しかし、歯がむき出しで不気味な表情を浮かべており
まさに魚のような下半身をみると、恐ろしくもあります。
wst1408290008-p1.jpg
(出典:http://www.sankei.com/west/photos/140829/wst1408290008-p1.html
この人魚のミイラについては「サルと魚を合体して、職人が作った」ものであるといわれる説や、
「1400年前に捕らえられた」などさまざまな説がありますが、どれも信憑性にかけています。

このミイラは高野山の信仰を伝えるための歴史資料ということで、
県有形民俗文化財に指定されています。

文化財に指定した県教育委員会は「なぞめいているが、異様な存在感を持つものだけに、
奇怪なものへの興味と高野聖の巧みな唱導によって、参詣者が苅萱物語の世界に誘われた。
高野山信仰を高めていった様子を彷彿とさせる」と指定の理由を語っています。

このミイラが安置されているのは高野山の不動坂道にある西光寺の「かむろかるかや堂」というところです。
人魚のミイラはこのお堂にある坐像のひとつ「ちさとまえ」の持ち物とされていて、
坐像の前の厨子に安置されています。

一見すると木彫りのようにも見えますが、よくよく見るとそうではないことがわかります。
学術的な証明がなされていないのではっきりとしたことはいえないのですが、
ミイラのように見えてしまうようです。

人魚のミイラを安置している箱のふたに「日本書紀」と書かれています。
日本書紀には619年4月に近江から「蒲生河に物有り。其の形人の如し」という
報告があったことが書かれています。
これは「現在の佐久良川で人のような形をした生き物が捕まえられた」という意味です。

この人のような生き物が、現在ある人魚のミイラとして現在まで受け継がれている
とされているそうです。いわゆる「人魚伝説」みたいなものですね。

この人魚のミイラは表情が恐ろしく不気味で不吉なイメージをもたれがちです。
人魚は海外では「美しい」とか「かわいい」というイメージですが、
日本では「人魚」=「妖怪」です。このお寺がその妖怪の魂を鎮めてくれているのです。


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