スバルグローバルプラットホームとは?まず新型インプレッサで採用 [超気になる『自動車』の話題]
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先日発表されたスバルの次世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットホーム」。
まず2016年発売予定の新型インプレッサに採用される予定の
スバルグローバルプラットホームの詳細についてまとめてみました。
(出典:http://car.kurumagt.com/2016-sedan.html)
スバルグローバルプラットホームは2025年まで使用することと、自動運転や電動化まで
考えられた次世代のプラットフォームです。
スバルグローバルプラットホームが目指しているのは「動的質感の向上」です。
動的質感というのは数値で表されるスペック上の性能ではなく、
ステアリングの操作感やその反応、車の動きや音などの違いなど『感じる(フィーリング)』の
部分です。このフィーリングを数字で表すのはとても難しく、仮に数字で表しても1/10秒などといった
とても細かい数値になってしまいます。
スバルでは、以前からアルシュミレーションモデルでの設計とは別に、
1/1000秒単位で、動きを計測することができるセンサーや、200点にもおよぶひずみの計測を実施。
そうした様々な測定によって動的質感を数字で可視化することを可能にしているそうです。
目指しているのは「現行車両と同じ価格帯で、ヨーロッパ車のような動的質感を実現する」ことだそうです。
これを実現するにはシャシーの剛性アップ、そして今までよりもさらに低重心に、
いまでも他社を引き離している足回りの進化をさらに進めて、スバルグローバルプラットホームでは
現行のものにくらべて、剛性が70~100%アップしているということです。
シャシー剛性が高くなることによって、曲がるときのレーンチェンジでも
車体のゆがみが少なくなるわけなので、感覚として「楽に曲がる」ことができます。
つまりドライバーの思いのままのラインを走ることが出来るということです。
構造上のポイントとしては、レヴォーグと同様Aピラーからサイドインナーパネルに
かけて補強が行われています。レヴォーグのそれよりもさらに結合部分が強化されています。
これはレース車両などで採用されることはありますが、市販車ではとても珍しいことです。
低重心は走行安定性や操作性の向上につながります。水平対向エンジンいわゆるボクサーエンジンは
低重心にかけてはとても効果的なのですが、スバルグローバルプラットホームでは現行のものよりさらに
5ミリダウンするそうです。
(出典:http://www.subaru.jp/)
このスバルグローバルプラットホームは剛性や走行性能だけを考えて作られたのではありません。
2025年までの採用を考えているということは2025年までの衝突安全性能までも
考えて作られているということです。
危険回避の観点から考えると、走行性能の向上や剛性アップによる操作性の向上も寄与しますが、
強化構造のフレームや高強度の材料を使用することで、
衝突のときの乗員・歩行者の保護を徹底しているそうです。
発表時に公開された映像では、大型の車に衝突されて10メートル以上弾き飛ばされても
居室スペースの安全は確保されていたようです。
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先日発表されたスバルの次世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットホーム」。
まず2016年発売予定の新型インプレッサに採用される予定の
スバルグローバルプラットホームの詳細についてまとめてみました。
(出典:http://car.kurumagt.com/2016-sedan.html)
スバルグローバルプラットホームは2025年まで使用することと、自動運転や電動化まで
考えられた次世代のプラットフォームです。
スバルグローバルプラットホームが目指しているのは「動的質感の向上」です。
動的質感というのは数値で表されるスペック上の性能ではなく、
ステアリングの操作感やその反応、車の動きや音などの違いなど『感じる(フィーリング)』の
部分です。このフィーリングを数字で表すのはとても難しく、仮に数字で表しても1/10秒などといった
とても細かい数値になってしまいます。
スバルでは、以前からアルシュミレーションモデルでの設計とは別に、
1/1000秒単位で、動きを計測することができるセンサーや、200点にもおよぶひずみの計測を実施。
そうした様々な測定によって動的質感を数字で可視化することを可能にしているそうです。
目指しているのは「現行車両と同じ価格帯で、ヨーロッパ車のような動的質感を実現する」ことだそうです。
これを実現するにはシャシーの剛性アップ、そして今までよりもさらに低重心に、
いまでも他社を引き離している足回りの進化をさらに進めて、スバルグローバルプラットホームでは
現行のものにくらべて、剛性が70~100%アップしているということです。
シャシー剛性が高くなることによって、曲がるときのレーンチェンジでも
車体のゆがみが少なくなるわけなので、感覚として「楽に曲がる」ことができます。
つまりドライバーの思いのままのラインを走ることが出来るということです。
構造上のポイントとしては、レヴォーグと同様Aピラーからサイドインナーパネルに
かけて補強が行われています。レヴォーグのそれよりもさらに結合部分が強化されています。
これはレース車両などで採用されることはありますが、市販車ではとても珍しいことです。
低重心は走行安定性や操作性の向上につながります。水平対向エンジンいわゆるボクサーエンジンは
低重心にかけてはとても効果的なのですが、スバルグローバルプラットホームでは現行のものよりさらに
5ミリダウンするそうです。
(出典:http://www.subaru.jp/)
このスバルグローバルプラットホームは剛性や走行性能だけを考えて作られたのではありません。
2025年までの採用を考えているということは2025年までの衝突安全性能までも
考えて作られているということです。
危険回避の観点から考えると、走行性能の向上や剛性アップによる操作性の向上も寄与しますが、
強化構造のフレームや高強度の材料を使用することで、
衝突のときの乗員・歩行者の保護を徹底しているそうです。
発表時に公開された映像では、大型の車に衝突されて10メートル以上弾き飛ばされても
居室スペースの安全は確保されていたようです。
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